2008年10月12日

闇の子供たち

闇の子供たち
梁 石日
幻冬舎 (2004/04)




タイによく出張に行く友人から
「なんともやるせない気持ちになれるよ」と貸してもらいました。
読んでみると確かに大きな無力感だけが残りました…やるせねぇなぁ。

本書はアジアにおける人身売買や児童売買春、内臓売買などをテーマにした小説で
闇の業者が私腹を肥やすために「商品」として扱われる子供たちや
その状況を解決したいが一向に解決の糸口の方法をつかめないNGO職員たちの
苦悩と葛藤を描いています。

人身売買や児童売買春の様子をショッキングなほど
生々しく描いていて少々やりすぎな感もします。
あくまでこの本はフィクションであり
この本に書かれたことは小説上の話にすぎないのですが
東南アジアをはじめとした発展途上国で
児童買春や内臓売買が行われているのは事実です。

平和な日本にいると遠いタイで起きていることは知る機会もほとんどありませんが
それでも今起きている現実を知ることは大切なことです。
たとえ私たちに何も出来なくても…まずは知ることから始めてみましょう。


そういえば大学時代の友人が12月にタイに出張に行くって言っていたような…
今度会ったときに薦めてみよう。
ただ、行きの飛行機の中で読むのはあまりオススメしませんが。
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posted by つっくん at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
少しだけ読んでみたいです。
その話が真実に近いのなら尚更。
やるせない気持ちで終わってしまうのは残念だけど、そういう世界もあるってことですね。
Posted by ゆきづき at 2008年10月13日 00:38
そういう世界があって私たちの住む世界が
成り立っているという部分があるということを
少しでも知ることの出来る本だと思うよ。
まぁ話はあくまでもフィクションなんだけど。
解説がいい感じにまとめてくれています。
Posted by つっくん at 2008年10月13日 22:45
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