デジカメWatchでもおなじみの伊達淳一さんの本です。
この本は銀塩の一眼レフからデジタル一眼レフに移行する人や
コンパクトデジカメからデジタル一眼レフにステップアップする人を対象に書かれていて
銀塩一眼レフとデジタル一眼レフの違いや
コンパクトデジカメとデジタル一眼レフとの違いなどを中心に書かれています。
デジタル一眼レフ特有の注意点や使いこなしのテクニックに加え
撮影した後のPCへの取り込み、RAWの現像、レタッチなどについても述べられているため
デジタル一眼レフに興味のある人、または買ったけどさらに使いこなしていきたい人などに
オススメの一冊となっています。
デジタル一眼レフにおいてなにげに深刻な問題である
撮像素子へのゴミ付着問題なども取り上げられています。
僕のD100でもしばらく前からゴミが写りこむようになってしまいました。
クリーニングに出したいけど、なかなか機会が…
やっぱりオリンパスのダストリダクションシステムはうらやましいわ。
発行は2004年12月なので取り上げられている機種は若干古めですが
内容は今でも十分通じますし、使う上で知っていると役立つ情報ばかりですので
撮影に、というよりカメラに興味のある人は是非一度読んでみることをお勧めします。
これはどういう意味ですか?
レンズ交換時に入り込んだ埃やシャッターから発生するゴミなどが付着すると
写真に写りこんでしまいます。(特に絞り込んだとき)
これはレンズ交換が前提である一眼レフにとって避けられない問題です。
あまりこの問題について触れていないことが多いのですが
この本ではゴミがついたときの対処法や注意点などが記載されております。
この問題に当初から取り組んでいたのはオリンパスくらいでした。
最近ではやっとSONYのαやCanonのKissD Xなんかでもゴミ取りをアピールしてきたので
メーカーとしても対策しなければいけない問題として捉えているようです。