デジタル一眼レフを使うときは基本的に
RAWで撮影→PCで現像というような運用をしてきました。
やっぱり少しでもいい画質で残したいしね。
ただ、FinePixS5ProではRAWファイルが圧縮RAWに対応していないこともあり
RAW+JPEG(FINE)で撮影すると1枚あたり30MBとなってしまいます。
これまでD100ではハギワラシスコムのHPC-CF1GZPという
1GBのCFカードを使っていたのですが
これでは30枚程度しか撮ることができません。
ということで今回大容量CFカードを購入しました。
Transcend 4GB 120倍速 コンパクトフラッシュカード TS4GCF120(AA)
購入したのはコストパフォーマンスが高いことで知られるトランセンド製のTS4GCF120です。
メモリーカードの安売りでは定番の
上海問屋で購入。
容量は4GBで送料込めて10,000円弱でした。
ハギワラの1GB CFを一昨年購入したときは10,000円ちょっとしましたからね。
安くなったものだ。
これでとりあえず120〜130枚の撮影が可能となるためなんとか一安心といったところです。
ところでトランセンド製のメモリーカードは生産時期によって性能がバラつくと噂されていたので
とりあえず手元にあったメモリーカードと性能を比較してみました。

右から10MB/秒の高速SDカード(東芝)
今回購入したTS4GCF120(トランセンド)、
D100の時使用していたHPC-CF1GZP(ハギワラシスコム)
会社の人にもらった謎のCFカード(日立)です。
性能の比較にはHDBENCH(Ver3.30)を利用してRead、Write、FileCopyの値を比較。
カードリーダーはPCの3.5inchベイに内蔵されている
Owltechの
FA404MXというFDD一体型のカードリーダー(USB2.0接続)を使用しました。
それでは結果です。

トランセンドの4GBは読み出しは速いのですが書き込み速度がイマイチです。
デジカメで使う場合はバッファ→メモリカードへの書き込みが重要となるため
書き込み速度が遅いというのはちょっと問題ですね。
むしろ書き込み速度はハギワラのHPC-CF1GZPのほうが速いという結果になりました。
ハギワラシスコム コンパクトフラッシュ Zproシリーズ HPC-CF1GZP 1GB(AA)
書き込み速度の公称値は5MB/sec以上ということなのでほぼスペック通りの値が出ています。
なかなか優秀ですね。さすがはハギワラ。
対してトランセンドの4GBは公称平均読み込み速度が最大20MB/Sec、
平均書き込み速度は18MB/secを謳っていますが書き込み速度が
スペックの1/4程度しか出ていません。
こりゃハズレだったかな?悔しい〜!

日立の謎カードは公称スペックは不明…
ベンチの結果もショボショボです。まぁこいつはIXY-DIGITAL200a用ですね。
S5proでは2枚撮影したら容量いっぱいになりますし(笑
TOSHIBA SDメモリカード 256MB SD-FA256MT(AA)
G4wide用に使っていたSDメモリーカードも比較のためにテストしてみました。
…が、結果は書き込みスピードがイマイチです。
一応
最大書き込み速度10MB/secの高速版SDなんですけどね…
(最適条件下で)という但し書きがいやらしいですね。
東芝ってことで信頼してたんだけどなー。
あ〜ぁ、素直にSunDiskの
Extreme Vにしておけばよかったかな〜。
ケチるんじゃなかった…