先日に引き続き自転車漫画の紹介。
先日紹介した「シャカリキ!」はロードレースを題材にした漫画ですが
このアオバ自転車店は様々な自転車を題材にして
ちょっといい話を一話完結で描く作品です。
ロードレーサーやMTBなどのスポーツ車だけでなく
ミニベロ、リカンベントなどの変り種や
折りたたみ自転車、はたまたママチャリまで
非常に多くの種類の自転車が毎回登場します。
これを読んでいると作者の宮尾岳さんは
本当に自転車が好きなんだな〜とひしひしと伝わってきます。
「並木橋通りアオバ自転車店」としてヤングキングコミックスから全20巻が出ており
その後「アオバ自転車店」とリニューアルして新たに1巻からまた刊行中です。
(リニューアルしたのは20巻の刊行の時に
間違って最終巻と告知してしまったためだとかいう噂もありますが…)
先日出た(2008.01発売)最新巻の2巻では
プジョーNS40という自転車にまつわる人間模様を描いた
「オレンジのプジョー」という話がいい感じです。
表現がやや古い感じなところがやや気になりますが
連載誌的にも対象年齢が高いからでしょう。
登場する人物もやたらとおっさんが多いですし。
(一応主人公は小学生なんですが…)
そんなおっさんだらけの漫画ですが
題材が自転車という分かりやすいものを扱っていて
各話読みきり形式なのでとっつきやすいと思います。
マイナー誌なのであまり知られていませんがオススメ作品です。