走行ルートを投稿する方法を紹介します。
ALPSLAB routeではインポート可能なデータのフォーマットは
TRK,KML,GPX,POIX,slide,Gpsdrvrとなっていて
GPS-CS1Kで記録したNMEAファイルはそのままでは投稿できません。
そこでGPS-CS1KのNMEAファイルを投稿可能な形式のTRKファイルに変換します。
必要なソフトはフリーソフトの「カシミール3D」と
これまたカシミール3D用のプラグインである
「NMEA/IPSファイル インポートプラグイン」です。
プラグインもカシミール3Dのページのダウンロードのページから入手できます。
変換の大まかな流れは…
1)GPS-CS1Kのログファイル「***.log」ファイルを「***.nmea」に変更
2)カシミール3Dに「***.nmea」ファイルを読み込ませる
3)GPSデータエディタでTRKファイルを書き出す
4)書き出したTRKファイルをALPSLAB routeへ投稿
となります。以下詳細です。
1)GPS-CS1Kのログファイル「***.log」ファイルを「***.nmea」に変更
これはただ拡張子を書き換えるだけです。
GPS-CS1Kから添付ソフトのGPS Image Trackerで取り込んだログファイルは
「***.log」となっています。
この拡張子(.log)の部分を「***.nmea」に書き換えます。
拡張子を表示しない設定にしている場合は
[ツール]→[フォルダオプション]の表示の詳細設定で
“登録されている拡張子は表示しない”のチェックを外しておきましょう。
拡張子を変更すると警告が表示されますが問題ないため
迷わず「はい(Y)」を選択します。
2)カシミール3Dに「***.nmea」ファイルを読み込ませる
次はカシミール3Dにログファイルを読み込ませます。
[ツール]→[NMEA/IPSファイルの読み込み]から
拡張子を変更したNMEAファイルを読み込ませます。
「NMEA/IPSファイル インポートプラグイン」を追加していないと
[NMEA/IPSファイルの読み込み]は表示されないので注意です。
すると地図上にGPSで記録したログの軌跡が表示されます。
3)GPSデータエディタでTRKファイルを書き出す
次はTRKファイルを書き出します。
[ファイル]→[GPS各種ファイルに書き出す]を選び
GPSデータエディタを立ち上げます。
左ウィンドウの「トラック」フォルダを選択すると
右ウィンドウに先ほど読み込んだNMEAファイルが表示されます。
そのファイルを選択しておいて
[ファイル]→[選択したGPSデータの書き出し]を選択します。
ファイルの種類は「TRKファイル」を選択します。
ここで「保存するデータを次の測地系に統一する」のところを
「WGS 84」から「Tokyo」もしくは「Tokyo(GPS)」を選択するといいみたいです。
「WGS 84」では投稿したときにルートがなぜだかずれてしまいます。
緯度経度形式はどれでも問題ないようです。
すると「***.trk」というファイルが出来ているはずです。
これでTRKファイルの作成ができました。
4)書き出したTRKファイルをALPSLAB routeへ投稿
作成したTRKファイルは普通にメモ帳などテキストエディタで開くことが出来ます。
エディタで開いたTRKファイルの本文を全部選択します。
めんどい人は「Ctrl」+「A」で全選択するがよい。
その内容をALPSLAB routeの「ルートを投稿」から
「ルートのデータ」に貼り付けて投稿すればOK。
見事その日に走ったルートが表示されるはずです。
ただ、なぜだか所要時間がおかしなことに!
95時間って…平均速度0.2m/sでは自転車コケちゃいますなー。
ラベル:GPS