Nikonからフルサイズ撮像素子搭載のD700が正式に発表されました。
フルサイズセンサー搭載のデジタル一眼レフ「D700」D3で好評な鬼のように高感度耐性の強いという
FXフォーマット(フルサイズ)のセンサーを搭載。
クラスとしてはプロ向けのD3とハイアマチュア向けのD300の間を埋める位置づけです。
ちなみに撮像素子がフルサイズだと何が違うかというと
一番の特徴はレンズの焦点距離がそのまま使えるということですね。
デジタル一眼レフで一般的なAPS-Cサイズのセンサーだと
焦点距離は35mm換算で約1.5倍となるため特に広角が弱くなってしまいます。
例えば私も所有しているAF-S VR ED 24-120mm F3.5-5.6Gというレンズも
APS-CサイズのセンサーであるS5proでは36-180mm相当となってしまい
望遠側は延びるものの広角側は36mmとイマイチな画角となってしまいます。
(なので最近はタムロンのAF17-50mm F/2.8を常用として使っています)
これがフルサイズだとそのまま24mmスタートとなるので
とたんに魅力的なレンズに見えてしまうのであら不思議。
フィルム時代のレンズ資産を持っていてレンズの画角が変わるのに
違和感ありまくりな人には廉価版フルサイズ機のD700は待望の1台でしょうね。
お値段はニコン公式では約33万とアナウンスされていますが
お店によってはすでに30万を切る値で予約開始されていたりします。
ぐわ!安っ!これは買うしか!と、ボーナスシーズンということもあり
思わずぽちっとしてしまいそうですが冷静に考えると安くはないよね、うん。
というかD700のおかげか知りませんが
D300の値段はもう20万を大きく切っているんですね。
値段を考えるとこっちもかなり魅力的だなぁ。
しかしD300の発表からまだ1年経っていないのにもうD700発表とは…
ハイアマ向け中級機のサイクル早っ!
D100→D200→D300→D700と続くD3桁代の中級機のラインのサイクル
ここのところどんどん早くなっているなぁ。
D100なんてD200登場まで3年以上放置されていたのに…
ニコン厨たちの間ではD700の発表で現在フルサイズ祭り開催中ですが
キヤノンが近々3年近く放置していた5Dの後継機を発表して
ニコ爺さんぎゃふん的な展開が訪れるにとりあえず100ガバス。
さすが無慈悲で血も涙もない観音様だぜ。そこに痺れる!憧れるゥ!
あ〜、とりあえずD700とD300のアフィでも貼っておきましょうかね。
こんなモン、アフィ経由で買う人がいるとは思えませんが。