ナポリ・ポンペイ巡りツアーです。
宿泊場所のあるローマからナポリまでの道のりは約200km。
そこをバスでの日帰り弾丸ツアーです。
まだ日が昇る前にホテルを出てバスで移動です。
ナポリまではだいたい数時間くらい。
ちなみにローマ⇔ナポリ間をつなぐユーロスター「アルタ・ヴェロチタ」ならば
1時間半で着くことができるそうです。
バスに揺られること約2時間半、やっとナポリに着きました。
ナポリは治安が悪いためもっぱらバスの中から市内をめぐります。
街中では身の安全の保障はできないらしい…
運転マナーも非常に粗いためローマのバス会社の運転手も
ナポリの街は運転したくないそうです(笑
「ナポリを見て死ね」の格言もあるナポリの美しい海岸線です。
この海岸線が見えるところで一旦バスを降り写真を撮ることができます。
ちなみに日本の熱海は「東洋のナポリ」と呼ばれていることで有名ですが…
昨年熱海へ遊びに行ったときの熱海の海岸線です。
確かに…あると思います。

左右を逆にするとさらに…あると思います。
また、近くには卵城というお城というか要塞があります。
建設時に基礎の中に卵を埋め込み、「卵が割れるときは、城はおろか
ナポリにまで危機が迫るだろう」と呪文をかけられたと伝えられていることから
卵城という名前になったらしいです。
ま、たぶんもう割れてると思いますがね。
ナポリ市内の観光の後はカメオを作っている工房の見学です。
また片言の日本語を操る怪しげなセールスマン登場。
ヴェネツィアングラスのときのようにとても胡散臭い感じがプンプンします。
カメオというのは貝殻などに浮き彫りを施したもので
職人が一彫り一彫り作っていくらしいです。
ただ作業の様子を見せてもらえるのはほんの数分であっという間に
さまざまなカメオが並べられているお土産物屋さんに連れて行かれます。
商売上手だなぁ…
カメオ屋の後は昼食です。
ナポリはイタリアの南に位置するため
さんさんと降り注ぐ太陽の光を利用し柑橘類の栽培が盛んです。
というわけでドリンクにフレッシュオレンジジュースを注文。
海が近いので海産物も豊富らしくこの日のメニューは魚介中心でした。
サラダにかかっているドレッシングが微妙なのは相変わらず…
これはトマトソースを使ったボンゴレ・ロッソですね。
貝がたっぷり入っていてウマい!
メインはイカのフリッターでした。
ナポリはピッツァ発祥の地ということでピッツァを期待していたのですが
見事に肩透かしを食らった感じです。
まぁウマかったですけどね。
食べている途中、頼んでもいないのになぜか弾き語りをし始める二人組。
鬼のパンツ歌い出したよ!と思っていたら
「フニクリ・フニクラ」というカンツォーネではメジャーな歌だったのですね。
鬼のパンツは日本でだれかがつけた替え歌だったみたい。
ちなみにこの二人組、演奏が終わると図々しくもチップを要求してきやがる。
誰も頼んでないのに…
最後にデザートでアイスをいただきま〜す。
午後は火山で埋没した街、ポンペイを訪れます。つづく。