先日リビングの模様替えを行いました。
本棚を購入したのでテレビの配置なども合わせて変更。
その際に壁のTVアンテナのコネクタからの距離が遠くなってしまったため
アンテナ線を延長しなければならなくなりました。
今のアパートのTVアンテナは共同のアンテナでVHF/UHFの信号とBS放送の信号が
まとめて壁にある同じコネクタから出力されており
これまでは
分配器を使って2つに分け
REGZAの裏にあるVHF/UHF用のコネクタとBS/110度CS用のコネクタにつないでいました。
これまで使っていたのがこのバッファローコクヨサプライのアンテナ分配器
ATV266でした。
これにした理由は探した中では一番安かったから。
使用上の注意点としてはこのATV266、入力側には1mのケーブルが付いていますが
出力側はコネクタのみとなっているため
最低でもアンテナケーブルを別途2本用意しなければなりません。
我が家では50cmほどのケーブルが数本余っていたので当初は問題無かったのですが
このたびの配置替えに伴い壁のアンテナ端子からTVまでの距離が遠くなったため
分配器からのコードの長さが足りず長いケーブルを2本用意する必要が出てきました。
そこでケーブルでも買うか、と例によってAmazonさんを物色していると
アンテナ信号を分配する機器には分波器と分配器の2種類あるのに気がつきました。
分波器と分配器の違いについてはSONYのFAQのページに分かりやすく説明されています。
アンテナ接続に使う「分波器」や「分配器」の違いや特長を教えてくださいここの解説によると
分波器と分配器は使われる目的が異なります。
分波器 … 電波を周波数で分ける目的で使用します。分波しても電波はあまり弱くなりません。
分配器 … 周波数に関係なく信号を分ける目的で使用します。分配数に応じて電波が弱くなります。
とあります。
我が家ではVHF/UHFとBSを分けていたわけですから
必要だったのは
分配器ではなく
分波器だったわけです。
な、なんだってー!
しかも分配器だと分配数に応じて電波が弱くなるとのこと。
…そういえば雨の激しく降る日にBSが映らないことがたまにあったりしたっけ。
というわけでこれまで使っていた分配器の代わりに分波器を購入。
購入したのはマスプロ電工のVU/BS(CS)セパレータ
CSR7D-Pです。
選んだ理由はまたもや探した分波器の中で一番安かったから(笑
ちなみに交換前と後で効果を確かめるべくアンテナレベルを記録しておきました。
これは
分配器(ATV266)の時の地デジのアンテナレベル。
感度良好、問題ありません。
そして同じく
分配器(ATV266)の時のBSのアンテナレベル。
ちなみにこのレベルが高いのか低いのか比較対象がないので全く分かりません。
だからこれまであまり気にしていなかったのですが…
そしてこれが購入した
分波器 CSR7D-Pです。
CSR7D-PではATV266と違って入力側がコネクタとなり
出力側が50cmのケーブル×2となっています。
長めのアンテナケーブルでCSR7D-PをREGZAの近くまでもってきて
REGZAの背面にあるそれぞれのコネクタにつなぎ込みます。
出力側が2本のケーブルとなっているCSR7D-Pでは
今回の場合のようにつなぎ込むコネクタの位置が近い場合は
余分に購入するケーブルが1本で済むメリットがありますね。
ちなみに各周波数ごとに分波しているためそれぞれ線を
VHF/UHFとBSのどちらに接続するのかが決まっていますが
BS用のコネクタの根元にテープで印がしてありますので
間違えることなく接続することができます。
さて、気になる
分配器から
分波器に変えた時のアンテナレベルですが…
ちょ、なんか数値下がってるし!
BSも同様の傾向です。あれ〜?おかしいなぁ。
壁からのケーブル長が延びたためノイズが乗りやすくなったのが原因か!?
まぁ問題なく視聴できるレベルなのでいいんですけど。
あとは雨の日に突然BSが見れなくなったりしないかです。
BSの番組は結構視聴するので見れないと地味に痛いんですよね。
改善されているといいんですが。
マスプロ電工
VU/BS(CS)セパレーター(分波器)2600MHz対応
バッファローコクヨサプライ
2分配
デジタルBS/CS/110度CS放送対応(一端子電流通過型)