しばらくはだましだまし使っていました。
2010/4/26 ペダルがもげました…

残り3分の1ほどのネジ山のみでの固定だったので
もうあまり先は長くないなぁ…と思っていたら
なるさんより完成車についていたクランクを譲っていただけるというお話があり
FP3についていたMOstのカーボンクランクをいただけることになりました。
なるさん、ありがとうございます!
じゃーん。
ネコ目がデーハーなピナレロオリジナルブランドMOstの
カーボンクランク、LINX Compact カーボンです。
実はOCR2では初のカーボンと名のつくパーツだったりして…
さて、さっそく換装です。
まずはOCR2についているクランクの取り外しから。
私の'07 OCR2にはFSAのGOSSAMER Compact 36/50Tがついています。
3年近く酷使したクランクには転倒したときの傷などがあってかなりボロボロ…
クランクの交換に必要な工具は六角レンチ(アーレンキー)のみです。
特殊工具が必要無いので簡単に交換できちゃいます。
まずは左クランクのプラスチックのキャップを外します。
次に左クランクを締め付けている六角穴付ボルトを緩めます。
反対側にも同じボルトがあるので両方緩めると左クランクを取り外すことができます。
取り外した左クランク。ネジはシール剤付でした。
これでネジ山のつぶれた患部の摘出は完了です。
左クランクの嵌っていた部分は写真のようにスプライン軸となっています。
左クランクを取り外せば、右クランクは引っ張るだけで抜けます。
右クランクは特に壊れてはいませんがたぶんもう再び使うことは無いと思う…
さらばゴッサマー。今までありがとう。
クランクを外したついでにBBも外して交換!といきたいところですが
こいつは外すのに特殊工具が必要なのでそのまんま。
取り外したGOSSAMERといただいたLINX Compact カーボン。
クランクの場合、変速性能において断然シマノが高評価ですが
MOst LINX Compact カーボンはどうでしょうか…?
といっても実はLINX Compact カーボンはFSAのOEM(Team Issue Carbon)なので
おそらくGOSSAMERとそれほど変わりないのかな。
それでは新しいクランクの取り付けです。
まずは右クランクをズボッと。
このときチェーンを通しておくのを忘れずに。
左クランクをセット。
当然ですが右クランクとは180度の位置にセットしますよ。
LINX Compact カーボンはボルトを締めこんでいくことで
左クランクをスプライン軸に圧入していくような構造になっています。
8mmの六角レンチでぐいぐいと締め付けていきます。
ところでこれ、外すときどうするんだろう…?
プラスチックハンマーで反対から叩いてやるしかなさそうですが。
締付トルクは45〜55Nmとなかなかの高トルクを要求されます。
もっともトルクレンチなんて持っていませんからセルフ手ルクレンチでの締付です。
よし、左クランク取り付け完了!
と思ったらなるさんから送られてきた荷物の中に謎のワッシャーが。
すわ!取り付け忘れ発生!またクランクの分解か!?と一瞬焦りましたが
このワッシャーが取り付きそうな場所は特に見当たりません。
サイズ的にきっとここに違いない!
ということでペダルのネジを締める際にこのワッシャーをつけてみました。
これでクランクの換装は完了。
今日からこれで私のOCR2も立派な(?)ジャイレロや!
LINX Compact カーボンの歯数は50/34T。
インナーが若干コンパクト化しました。
来月のMt.富士ヒルクライムに向けて大きなアドバンテージだ!
なるさん、ありがとうございました〜