今のロードバイク、OCR2を買って早4年。
サイクルコンピューターをつけてない期間もあったので
実走行距離がどれくらいなのか分からないのですが
いいかげんチェーン交換くらいしておかないといけない時期ですね。
(本当はもっと早く換えないといけないと思いますが…)
一般的には3,000〜5,000kmで交換したほうがいいと言われているみたいです。
う〜ん、ドロドロだ(汗
汚れているのはチェーンの清掃をサボったからなのですが
おそらくチェーン自体もかなり延びているハズ。
また、チェーンを切ることができないため本格的に清掃しようと思っても
なかなかきれいにすることが出来ないのも問題でした。
OCR2のコンポは9速のTIAGRAのためチェーンも9速用が必要です。
(主流の10速用とは別のチェーンとなります)
シマノのラインナップで9速用のチェーンは以下の4種類。
ロード用コンポは105以上で10速となるため
9速用チェーンは主にMTB用コンポのグレードでラインナップされています。
それにしてもなんでこんなに細かくラインナップが分かれているんだ…?
OCR2に装着されていたのは最下位グレードのCN-HG53でした。
下位グレードと上位グレードの差は何かというと
形状は同じで(当たり前ですが)、重さも全く同じ。
違いとしては各リンクの表面処理が異なるようです。
上位グレードのほうがより錆びにくい処理となっているらしい。
見た目としては下位グレードのほうが黒っぽくて
上位になるほどシルバーの度合いが強くなり美しくなります。
お値段も1,000円ほどしか違わないですし互換性もあるため
チェーンはとりあえず上位グレードを買った方がよさそうです。
ただし最上位のXTR用のCN-7701は現行XTRが10速化されたため
すでにディスコン?なのか微妙に在庫切れのお店があったりします。
おかげで在庫処分で安く売っているところもあって
これは無くなる前に買いだめしておいた方がよさそう!?
SHIMANO
HGスーパーナロータイプ
9-speed
SHIMANO
HGスーパーナロータイプ
9-speed
SHIMANO
HGスーパーナロータイプ
9-speed
SHIMANO
HGスーパーナロータイプ
9-speed
ではさっそくCN-7701をポチッと…と思っていたのですが
実はシマノのラインナップにはもう1ライン上位グレードがあるのを思い出しました。
それが
シマノ夢屋-YUMEYAです。
シマノ夢屋はXTRやDURA-ACE向けにゴールドやホワイトを各所にあしらい
軽量化だけではなく美しい見た目にもこだわった
プレミアムアップグレードキットをラインナップするブランドです。
お値段も超〜高いパーツばかりです。
そんな通常では高くてとても手が出ない夢屋のパーツですが
上述のXTRの10速化にともない従来の9速XTR用としてラインナップしてあった
CN-YM81が処分特価で販売されているのを発見。
ゴールドに輝くローラーリンクが美しい!
このCN-YM81の特徴は中空ピンによる10gの軽量化と
金色窒化チタンコートプレートによる伸び耐久性の向上及び
潤滑油保持性の向上などがあるようです。
TIAGRAには少々もったいなさ過ぎるような気がしますし
そもそもそんな違いなんて絶対に体感できない気がしますが
CN-7701とそれほど価格差も無かったためせっかくなのでということで購入。
SHIMANO
HGスーパーナロータイプ
9-speed
う〜ん、売り切れる前に交換用としてもういくつか購入しておこうかな…?
さて、チェーンも用意したのでさっそくチェーン交換、といきたいところですが
交換するために準備するものが他にもいくつかあります。
まずはなにはともあれチェーンカッターがないとお話になりません。
チェーンカッターとはぐるっとつながっているチェーンを切り離すためのツールです。
定番としては
シマノのTL-CN27などがあります。
カッターといっても切断するのではなく
チェーンをつないでいるピンを抜いたり圧入したりして
切り離したり再びつなげたりします。
用意したのはこちらのチェーンカッター。
チェーンカッターを購入するのにあたりせっかくなので
その他のメンテ道具も一式揃えちゃえ!ということで
ツールキットを購入したのでそこに入っていたものになります。
購入したのは自転車用メンテキットの定番、LIFUのツールセットです。
とりあえず一通りのツールが揃っているのでメンテ入門用にはぴったり。
これとベダルレンチがあれば簡単なメンテは大抵こなせるという評判です。
チェーン交換はとりあえずチェーンとチェーンカッターがあれば可能ですが
今回は以下のものも一緒に準備しました。
まずはKMCのミッシングリンク。
通常はチェーンをつなぐ際はピンをチェーンカッターで圧入してつなぐため
再び切り離すにはその都度ピンを抜いたりしなければなりません。
そしてピンは一度抜くと再度使用することは出来ず使い捨て…
このミッシングリンクをつけておくことでピンを抜くことなく
チェーンを簡単につないだり切り離したり出来るようになります。
同様のものにWIPPERMANNのコネックスリンクなどがあります。
ミッシングリンクには9速用と10速用があるため間違えないよう9速用を購入。
色はシルバーとゴールドがあるのですが今回はシルバーにしました。
これで清掃時にチェーンを取り外して灯油で洗ったりできます。
果たしてそこまできれいに清掃するかどうかは疑問ですが…
そしてチェーンをつなぐのに使うピン。
なんとDURA-ACEグレードです!
といっても9速用のピンはこの1種類しかないハズ…
ミッシングリンクを使用した場合、つなぐ時に再度ピンを圧入する必要はないのですが
トラぶってミッシングリンクを使わなくなることも考えられるので
とりあえず準備しておくに越したことはないですね。
ちなみにチェーンにはピンが1本付属しているため買わなくてもよかったかも…
こちらも9速用と10速用では互換性がありませんので注意が必要です。
さぁこれで準備編は終了。いよいよ交換作業へ!→
交換編へ続く