ロードバイクを買ったけれど、最近は仕事が忙しくて
あまり乗っていないな…という人にぜひ読んで欲しい一冊です。
この本はそれまでスポーツとは縁遠い人生を歩んできた筆者が
ロードバイクに出会い、ロングライドにはまっていくことになった様子や
長距離をロードバイクで走る魅力を一人の自転車乗りの立場から書いたものです。
「遠くへ」といってもロードバイクでのロングライドの遠くというのは
100kmやそこらではありません。
筆者にとっては100kmなんてのは日常、200kmもザラ。
1日400km走って「今日はちょっと走ったかな」というくらいだそうです。
でもロードバイクに乗ったことのある人ならわかると思いますが
100kmくらいなら行けちゃう気分にさせてくれるのがロードバイクなのです。
この本を読んでいると「あ〜分かる分かる」とすごく共感してしまいます。
この本の中にこう書いてあります。
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「長距離の壁」には2つある。
ひとつは、文字通り体力の壁で「もうこれ以上走れない」という体力の限界の壁。
そしてもうひとつは「とてもそんな距離を走ることはできない」という心理的な壁だ。
この二つの壁の間に横たわる距離は、あなたが想像しているよりも大きな隔たりがある。
実際には、体力的な壁のずっと手前に心理的な壁があるのだ。
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この心理的な壁を越えたときに感じる充実感がたまらないんですよね〜。
そしてこの本を読んでいると、もっと行けるんじゃないかと思えてきて
200km、300kmに挑戦したくなるのです。
…ま、実際は120〜130kmくらいまでしか走ったことないんですけどね。
徐々に距離を延ばしていけたらいいなぁ。
そして行き着く先はブルベ(400km、600km、はたまた1,200kmを走るイベント)でしょうか？
そのころにはもう立派な「距離感が壊れた人」だな…
「自転車で遠くへ行きたい。」を書いた米津といいます。
拙い本をお読みいただきありがとうございます。楽しんでいただけたでしょうか？
>>1日400km走って「今日はちょっと走ったかな」
この疋田さんの推薦文はちょっと勇ましすぎで、さすがに400kmは「軽く走る距離」ではないです(^^);;300kmくらいならあまり深く考えずに「行こう」と思える距離ですが。
100km程度を何度も走っている人なら、メーターを見ずに「もう走れない」というところまで走れば間違いなく200kmを超えます。「もう走れない」というところまで走ると「帰りはどうするんだ」とか（笑）現実的な問題が出てきますが、意外と距離の数字に負けてしまっていることが多いように思えます（それが「壁」なんですが）。
でもホントに何度も走っていると慣れちゃうんですよ(^^);;
自転車でのロングライドの魅力が大変分かりやすく書いてあり
思わず遠出したくなってしまいました。
自転車仲間に貸したら
「よし、週末走りに行くか〜」と早速影響されていました。
(本当は貸したりせずに買うほうがいいのでしょうが…スミマセン)
私も思わずコンビニでミニ羊羹を買ってしまいました(笑
これからロードを始めたいな〜、という人の入門書にもピッタリだと思います。
ロードの布教用に活用させて頂きますね！
ブログでご紹介いただいたので特別に許可します。
というのはジョークですが（笑）こうやって読んでくれた方の感想をブログで読むと、しみじみ「書いてよかったな」という気持ちになります。
また充電して「読んだらおもわず走りたくなる」ような本を書きたいと思います。その時はまた宜しくお願いします(^^
あ、そういえば読んでくれた方でミニ羊羹の話に「知らなかった」という感想を書いてくれた方が何人かいます。ひょっとしたら「自転車乗りはミニ羊羹をよく食べる」というのは私の回りだけの常識だったのかも(^^);;
チームなどに所属していないのでどれぐらい一般的なのかは分かりませんが…
でもこの本のおかげでミニ羊羹ブームが起こるかも？