栗サンドなるものがあるらしいと噂を聞きつけ
行ってきました桜屋さんへ。
場所は菊川市役所のすぐ近くです。
菊川では老舗のようでオオギマークの桜屋として親しまれているとかいないとか。
そして買ってきました「栗サンド」。
遠州七不思議の一つ、菊川の三度栗にちなんで名づけられたそうです。
ちなみに菊川の三度栗伝説とは…
弘法大師が説法をして全国行脚していたころ、〜ぶん屋のお針箱さんより引用〜
お大師様は小笠郡菊川町三沢にさしかかった。
村の子供たちが、おいしそうに栗の実を食べていて、
お腹が空いていたお大師様は、
「ひとつ分けてくれないか」と頼んだ。
子供たちは、「いいよ」と、身なりの貧しいお大師様に、
気前よく差し出した。
村人は、その日暮らしの毎日で、子供たちは食べ物も少なく、
毎年秋には栗をお腹の足しにしていた。
焼き栗にしてあって皮が硬い栗を、ひとつひとつていねいに
むいて食べていた。
お大師様も、子供たちと一緒にむいて食べた。
栗のおかげで元気になったお大師様は、子供たちの頭をなでながら
言った。
「大事な栗をありがとう。来年からこの村の栗は三度実をならせよう」
それから、この村の栗は、毎年秋に三度実がなるようになったそうです。
という年に3回実をつけるといわれている栗の伝説のこと。
どうやら彼岸花を見に行った中内田の応声教院にあったらしいです。
しかしこちらのblogによると本堂の前にあった木は去年枯れてしまい
今では近くの林に同じ種類の木があるだけのようです。
それにしてもなんでもアリだな、応声教院。恐るべし…
肝心の栗サンドのほうですが、包装から取り出してみるとこんな感じ。
なんとも見た目はフツーのドラ焼きのようですな。
いかにもネコ型ロボットが喜びそうな見た目です。
真っ二つに一刀両断してみると中からは大粒の栗がこんにちわ!
そしてその周りにはアンコではなくまさかのチョコクリーム。
どうやら洋風仕立てのようです。
チョコクリームが甘すぎずあくまでも主役は栗と主張するようでなかなか美味です。
お値段は1ヶ158円。菊川にお立ち寄りの際は是非お土産にど〜ぞ。
こちらの桜屋さんではドラ焼きと生クリームを組み合わせた
生クリームドラ焼き(桜屋では生どらと呼ばれる)も名物のようで
きっとそのバリエーションとしてこの栗サンドを考案したんでしょうね。
お店では栗サンド以外にも生どらやくろすけ、くずシャリなどなど
美味しそうなスイーツ(笑)がたくさんあり
栗サンドが目当てでなかったらその場で目移り必至でした。
他のお菓子はまたの機会のお楽しみということで…
桜屋さんの生どらについてはこちらのblogなどを参考にさせていただきました。
新たなホープ、生どら人気です! 桜屋 (静岡道楽手帳さん)
オオギマークの桜屋(静岡県菊川市):「生どら」(130〜160円) (箱ログ。さん)
桜屋
〒439-0019 菊川市半済1680-5
TEL:0537-35-2307
営業時間:8:45〜20:00
定休日:年中無休
駐車場:5台
菊川特集、あと1回だけ続きます。
次は冬のお楽しみのあそこ…?
【関連する記事】