というわけで一気にまとめてやっちゃうよー。
Aprica
コンビと並ぶベビー用品の総合メーカー、アップリカ。
アップリカのチャイルドシートの開発思想は独特で
「赤ちゃんに優しい」というポイントに主眼が置かれ
ベッド型のチャイルドシートを猛プッシュしています。
同社が配布しているチャイルドシート選びのための小冊子は
イス型チャイルドシート連合にケンカを売っているようで大変おもしろい。
そんな同社のチャイルドシートのラインナップはもちろんベッド型のみ。大変潔くてグー。
同社のベッド型チャイルドシートで初めて新基準ECE R44/04に適合したシート。
アップリカには他にマシュマロベッドシリーズがありますがそちらは現行基準適合品です。
ベッド型は正面衝突時に背中全体で衝撃を受けるイス型に比べて
安全アセスメントなどの結果において不利になりがちなのですが
他メーカーが安全基準と利便性に主眼を置いて開発しているところを
アップリカは赤ちゃんの快適性を重視しベッド型にこだわり
その上で必要十分な安全を確保しようという取り組みの姿勢は大変好感が持てます。
あとはベッド型の弱点でもある重量と価格の高さが克服できれば…
RECARO
自動車用のシートで絶大なブランド力を持つ超有名メーカー。
普通の人はバケットシートを見ると「レカロシート」と呼ぶように
特にスポーツ用シートでは代名詞的存在といえます。
自分用のSR-3は妻の許可が降りないけど、
チャイルドシートならどさくさにまぎれて憧れのレカロが買えるかも…?
という全国のパパさんたちの心理に訴える販売戦略をとっており
値引きが非常に少ないのが玉にキズ。
キャッチコピーは「人生で最初に出会うレカロ」
洋モノらしい派手なカラーリングが特徴です。
ヨーロッパのメーカーらしく、安全基準はもちろんECE R44/04ヨーロッパ基準適合です。
LEAMAN
世界中を不景気のどん底に叩き落した「リーマンショック」で名を馳せたリーマンは
実はチャイルドシートメーカーだったのです!
な、なんだってー!?
…というのは冗談でリーマン株式会社は愛知県愛西市に本社を置く
チャイルドシート専業のメーカーです。
知名度こそあまりありませんがいち早く新基準ECE R44/04に対応するなど
安全性には定評があるようです。
また、日本国内での生産にこだわっており品質もよく
それでいてお値段も安めとなっています。
固定式イス型のチャイルドシート。以上。
同社のシートはあまり特徴が無いんですよね。特徴が無いのが特徴(笑
ちなみに上のRECAROのStart +iに形がとても似ているのは…まぁ察してください。
AILEBEBE
カー用品大手のカーメイトのチャイルドシートブランドがエールベベです。
リーマン同様ブランド力は皆無に等しいですが
その分コストパフォーマンスがいいということで評判はいいようです。
回転式のクルットや新生児〜7歳まで対応のズットをラインナップ。
実に分かりやすいネーミングですね。
回転式のクルット。直接のライバルはコンビのゼウスターンですが
値段がこちらのほうがかなり安いです。
それでいて評判も上々なので回転式を検討している人には有力な選択肢です。
安全基準は国土交通省装置型式指定基準適合です。
ラベル:育児
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