…と、その前に。
今週末はまさに日本を未曾有の危機が襲った忘れられない週末となりましたね。
東南海地震の恐怖に常にさらされている我々静岡県民にとっても
まさに明日はわが身という立場ですから
被災された方やその関係者の方々には一日も早くこの状況から立ち直り
またいつもどおりの日常が戻ってくるのを祈ります。
ちなみにつっくん家は家族ともども無事で特に被害は無し。
むしろ揺れたことに気がつかなかったくらいでした。
受けた影響といえば参加予定だった土日のイベントが
いずれも開催中止となってしまったことくらいでしょうか…
第1回ゆるゆる遠州ロングライド&ガイドライド開催中止のお詫び
浜名湖サイクル・ツーリング開催中止のお知らせ
いずれのイベントも、コース途中が大津波警報による避難勧告地域となった影響で
安全上の理由から開催中止となりました。ま、しゃーなしだ!
金曜から土曜にかけてはtwitterで情報収集をしつつテレビでショッキング映像をチラ見。
それにしてもテレビの映像だけ見てるととても悲惨な気分になりましたね…
twitterのTL上には冷静な対応の呼びかけなどが多く見られ
今回の震災ではテレビよりもよっぽど有益な情報を得られたように思えます。
(デマなどもかなりあったけど)
いつまでも部屋でテレビ見てても鬱々とした気分になるだけなので
気晴らしに自転車に乗って日常を取り戻すことにしました。
気晴らしのわりにはしんどいなぁ…
もっとポタリング的な感じにしておけばよかった。
この日も見事な青空で、富士山もくっきり。
ゴール!
この日のタイムは22:50でした。
先週からかなりの短縮!乱高下激しいな、オイ!
粟ヶ岳山頂から望む太平洋。
もう津波注意報は解除されたようですが
この辺りにも1mほどの津波が来たらしいですね。
大きな被害がなかったようで本当によかったです。
いつもは上ったらあとは降りるだけですが
この日は山頂売店の裏にある阿波々神社へ寄り道してみました。
こんなときはなんとなく神頼み〜(-人-)
一日も早く復興できますように!
あと、下山時に事故に逢いませんように!
神社のさらに奥には遠州七不思議の一つ、無間の井戸があります。
【無間の鐘伝説】
聖武天皇の天平の頃(729〜748年)のこと。小夜の中山の東、菊川村に一人の仙人が住んでいました。あるとき、不動明王を信仰して毎日お祈りをしていたこの仙人は、村の人々からお布施をあつめて、淡ヶ嶽(粟ヶ岳)の頂上に大きな釣鐘をつるしました。この淡ヶ嶽の釣鐘の音は、広く遠州に響きわたり、評判になりました。誰が言いだしたのか、一つつけば、事故や災難をまぬがれ、二つつけば、病気にならず、三つつけば、家内安全、四つつけば、運が開けて出世する、五つつけば、子宝に恵まれ、六つつけば、幸運がつづき、七つつけば、大金持ちになる、などというご利益が伝えられました。このうわさを聞いた村人たちは、我先にとこの寺へおしよせました。ところが、この山の道は険しく、みなが争って先を急ぐために、途中で谷底へ落ちてケガをしたり、死ぬ人まで、たくさん出てきました。この姿を見た寺の住職は、人々の欲の深さにあきれ、「この鐘をつくった仙人の願からはずれる・・・」と、鐘を井戸の底深く投げ込んでしまいます。それから後、この井戸を「無間の井戸」といい、今も粟ヶ岳の頂上に残っています。
〜mr.slim の PHOTO BLOG Entryより引用〜
そのうち遠州七不思議巡りでもしてみたいですね。
七不思議といってもなぜか10種以上あるようですが…
帰りは牧之原台地経由で帰宅。
茶畑ではスプリンクラーによる散水中でした。
着々と準備しているみたいですね。
早く新茶の季節にならないかな〜。
帰り道の途中にある上倉沢の棚田ではあぜ道をつくり
田んぼに水を張っているところでした。
以前来たときには気がつかなかったのですが梅の木が植えてあったのですね。
棚田も着々と田植えに向けて準備を進めています。
もう春もすぐそこですね。
この日の走行距離は約39kmでした。
本当は土日で200km以上走る予定だったんですけど…あれま。
棚田の梅は綺麗ですねー
私も知りませんでした
早朝の茶畑は霜避けのファンがブンブン回ってますよ
こんなときに不謹慎かもしれませんが…
でもこの平和な日常もいつ壊れても不思議ではないものだと思いしらされた今回の地震。
何気ない日常を記録しておくことも大切かなぁ、と。
そしてなんてこと無い日常を普通に送れることに感謝!