まずはリアのバンパーの上部に二本の足をむんずと置きます。
あ、取り付けの前には埃などを拭きとっておくのを忘れずに。
スクラッチシールドコートなどではないスイフトスポーツでは
おそらくこすれてキズだらけになりますので…
一応足の先っぽは柔らかいエラストマー製となっていますが…
次は上部にくっつく足の角度調整です。
足の根元がスプライン状になっていますので…
これをスプラインの無いところまで横にスライドさせると…
自由に角度が変えられるようになります。
丁度いい角度に調整したらまたスプライン状のところに嵌め
固定ノブを締めて固定します。
スイフトスポーツではリアハッチのこのあたりに足がくっつきます。
といっても吸盤などになっているわけではないので
この後ベルトで固定してあげる必要があります。
三種類あったフックのうちアッパー用のフックをリアハッチ上部に引っ掛けます。
スイフトスポーツではリアにスポイラーがついているので
うまくフックをひっかけることができるか心配だったのですが
干渉もなく取り付けることができました。
ただし、このサイクルキャリアは構造上ほぼ2本のアッパー用のフックのみで
荷重を支えることになるのでこのフックが外れたら
かな〜りヤバい事態になることが予想されます。
しかしこの浅いかかりを見ているとすぐ外れちゃうのでは?と不安に…
そこでアッパー用の固定にはデフォでついていたフックではなく
オプションで購入したハッチハガーTP3035を使用します。
このハッチハガーをリアハッチに挟んだ状態でハッチを閉じることで
ベルトが外れるのを防ぐことが出来ます。
あとはベルトの通るところにガードテープを貼って傷付きを防ぎます。
アッパーベルトを2本固定するとやっと安定します。
ここまでは装着中に手を離すことすらできやしねぇ。
次はサイド用フックの固定。
やっぱり取り付け場所はここかな?
…と思ったけれど荷重がフックに対して真っすぐかからないのでボツ。
ドアのエッジに対して点ではなくて線で接触するように
力が真っすぐにかかる場所を探してガードテープを貼ります。
次からはこのテープの場所が目印になってくれます。
サイド用フックはハッチを閉じた状態でも滑り込ませることができるので
取付は比較的簡単でした。
しかし、最後のロアー用のフックは下側の隙間が狭すぎて
閉じたまま引っ掛けることが出来ません。
そんなときはサイドから滑り込ませて…
引っ掛けたままスライドさせてこれば…
無事ドアを開けることなく下側のフックを取り付けることが出来ました。
この状態でベルトを締めればガッチリとキャリアが固定されます。
ベルトを締めるときはこのバックルのスプリングを押さえて
ぐいぐいと引っ張れば固く締まめることができます。
でもこれ、走っている途中に緩んでこないのかな…ちょっと心配になる構造です。
これでキャリアの取り付けは完了。
だら〜んと垂れたベルトがみっともないのでゴムバンドで縛っておきます。
ちなみにこの状態ではリアのワイパーは使用不可。
動かすと確実に上に延びた足と干渉してしまいます。気をつけねば…
さっそくロードバイクを搭載してみます。
前輪をつけたままだと右側に飛び出し過ぎてしまうため
外して室内に入れて運ぶことになりそうです。
スイフトスポーツの場合マフラー排気口が左右にあるため
排気がバイクにかかってしまうことが心配だったのですが
高さ的に排気口から離れているため問題無かったです。
載っているのは1台だけですが2台用のためもう1台搭載可能です。
まぁ1台しか持ってないんですけど。
ロードバイクはトップチューブ2ヶ所とシートチューブ1箇所をベルトで固定します。
ロードのフレームのほうにもこすれ傷防止でガードテープを巻き巻き。
(写真ではちょっと見にくいですが…)
いきなりこれで長距離移動は怖いので試しに近場を走ってみることに。
気になるバックミラーの視界はこんな感じ。
近所のドラッグストアの駐車場まで来てみましたが
一際異彩を放つスイフトスポーツが一台…
街中を走っているときは周りの目が気になっちゃいますね。
少し走ってから緩み具合をチェックすると案の定ちょっと緩みが。
気になったら早めに締めなおしてあげる必要がありそうですね。
ちなみに取扱説明書には
最初の使用開始後30分又は約48km走行後、その後は約320km走行毎に
取付の状態を点検するように注意書きが書いてあります。
50kmではなく48kmだったりと妙に中途半端なのは
おそらく元々の取扱説明書には30マイル/200マイルと書いてあったのでしょうね。
一つ気になるのが、ハッチハガーを利用しているせいで
リアドアのゴムシールから雨が漏れてこないか、だけど…
よく考えると雨の日に後ろにバイクを載せて走ると
ロードバイクが水びたしでえらいことに!
なるべく雨の日は使わないほうがよさそうですね…
最後にスイフトスポーツでEC16を使用する際のポイントをまとめると…
・てっきりつけっ放しに出来るかと思ってましたがそうではない。
・なぜなら装着した後にリアハッチを開閉することが出来ない!
・間違ってリアワイパーを動かしたら死亡!
・オプションのハッチハガーはあったほうが安心(っぽい)
・でもとりあえずは問題なく使用できそう。みんな買うといいよ!
という感じです。
実戦投入はおそらくゴールデンウィーク!
無事運びきることが出来るのか!?こうご期待!
EC16の寸法について質問があったので
久々に引っ張り出して寸法を測ってみました。
フレームを載せる部分の寸法ですが
内-内で約165mm、外-外で約230mmでした。
ただ、コンベックスで適当に測っただけなので参考程度として下さい。
詳細な寸法はメーカーへお問い合わせください。
スイフトみたいなキビキビ走る車に乗りたいな〜とも思いますが、チャリとか荷物載せること考えるとなかなか踏み切れなくて。
私もイベント会場で他の方が使っているときには
どうやって取り付いているのかさっぱり分からなくて
今回購入するにあたって調べてみて初めて分かりました。
てっきり吸盤みたいなのでくっついているかと思っていました…
こいつはシトロエンには装着できないかな〜?
ノッチバックにつけている人もいたような気がします。
もしかしたらいけるカモ?
>taraさん
結構めんどくさそうですが家族を乗せた状態で
自転車を車載する機会はそれほどないので
まぁなんとかなるかな〜?というところです。
オプションのパーツは購入したほうがいいというのもよくわかりました
購入を検討してるんですが、自転車が納まるか気になって・・・
アームの間隔を実測で測ったので、記事へ追記しておきました。
参考になればいいのですが…