
ノーマル状態ではクラッチペダルの位置がやたらと高い位置にあるため
フットレストからの移動量が大きすぎて操作しずらいのですが
このクラッチペダルに交換することで適正な高さまでペダル位置を落とすことができます。
送られてきたペダルを見ると鉄の板を曲げたり溶接したりしただけのシロモノで
「これで13,000円は高い…」という思いが頭をよぎりますが
取り付けて運転してみるとその効果は絶大です!
取り付けて少し運転するだけで違いを実感することができ、
むしろこっちが標準でいいじゃない、くらい左足がしっくりきます。
取り付けには結構苦労しました…
以下は取り付け方法です。
ハンドルの下に仰向けになって潜りこんでの作業となりますので
とても狭くて作業しづらい上、長時間やっていると腰がいたくなります。
(私は腰の下にクッションを敷いた状態で作業をしてました)
まずはノーマルクラッチペダルの取り外しです。

ハンドルの下のカバーを外し(えいやっ!と剥がすように引っ張れば外れます)
@のプッシュロッドの先端を左にずらして外します。
(マイナスドライバーを使うと簡単に外れます)
次にペダルを固定しているボルトを外すのですが左側のナットを外す際に邪魔になるので
Aのハーネス固定クリップを外します。
Bのボルト・ナットを外します。
14mmのサイズのレンチを用意しておきましょう。
とにかく狭くて作業しずらいうえ、とても固く締まっているため気合が必要となります。
手元も暗いので電灯で明るくしながら作業するとよいです。
取り外したペダルについているブッシュ(×2)、シャフト、スプリングは
交換後も使用するのでちゃんととっておきましょう。

右が取り外したクラッチペダル。
左のこれから取り付けるスポーツドライビングクラッチペダルに比べると
明らかにノーマルのほうが不自然な形をしています(笑
この形になるまでに設計の人がいろいろ苦労したんだろうなぁ…ということが
容易に想像できるような形状ですね。

クラッチペダルからパッドを取り外します。
パッドは写真のように4つのゴムで固定されているだけなので
ゴムを引き抜けば簡単にペダルから外れます。

ラバーをこれから取り付けるペダルに取り付ける際
ペダルと干渉する部分を切り取る必要があります。
パッドを取り付けたらあとは先ほどと逆の手順でペダルを取り付けます。
取り付けるときブッシュ・スプリング・スプリングロッドの入るピンにグリスを塗布します。
これでやっと終了です。

交換後のペダルの位置です。
ブレーキペダルと同じレベルまで下げることができました。
最初からこの位置にしておいてよ〜、まったく!