現在のVR 24-120mmではS5proなどAPS-Cサイズのデジ一だと
広角側が36mmとなってしまい今どきのコンデジよりも狭い画角しかありません。
あともう少し小さくなりませんか。ちと重いです(575g)。
ということでもう少し広角寄りからスタートする標準レンズを検討です。
条件は
・広角端は18mm以下(換算28mm以下)。
・大口径ズーム(F値が2.8通し)であること。
で探してみると…
Nikon純正 : AF-S DX Zoom Nikkor ED 17-55mmF2.8G(IF)
サードパーティー
TAMRON : SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical[IF]
SIGMA : 18-50mm F2.8 EX DC MACRO HSM
Tokina : AT-X 165 PRO DX
といったところが挙げられます。
どうでもいいですがレンズの名前って長いね…
特にNikonとTAMRON。スペックを並べればいいってモノでは無いだろうに…
まぁタムはModel A16という略称を用意していますが。
逆にTokinaは潔すぎる感じ。
焦点距離が16〜50mmを省略して165。
他にも12〜24mmならAT-X 124、と微妙に略してくるのがTokina流。
ちなみに純正は定価¥231,000もするシロモノのため最初から選択肢から消え
実質はサードパーティー3社の中から選ぶことになります。
TAMRON : SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical[IF]
いいとこ
・3つの中で最も安い。
・大口径ズームの割りにコンパクト。
あかんとこ
・AFモーターを内蔵していないため、D40などではAFが使えない。
SIGMA : 18-50mm F2.8 EX DC MACRO HSM
いいとこ
・HSM(超音波モーター)を内蔵しているので、D40などでもAFが使える。
あかんとこ
・ズーム、ピントのリングの回転方向がNikon純正と逆。
Tokina : AT-X 165 PRO DX
いいとこ
・広角端が16mmと少し広め(広角側での1mmは結構デカイ)。
・ワンタッチ・フォーカスクラッチ機構でMFに簡単に移行できる。
あかんとこ
・3つの中で最も高価。
・AFモーターを内蔵していないため、D40などではAFが使えない。
・けっこうでか目。
結局この中から選んだのはコストパフォーマンスに優れたタムロン。
AFモーター非内蔵なのはS5proでは特に問題無しですし、何より安いのが魅力。
シグマよりも2万円程安く、トキナーと比べると実に半額です。
花形のフード(ただしプラ製)もついてきます。
フィルター径はφ67mm。コンパクトで助かります。
ちなみに買ってすぐにAFモーター内蔵のModel A16Nにマイチェンされました…トホホ。
(リンク先はA16Nになっています)
A16NならばD40、D40x、D60ユーザーの人もAFが利用できるのでオススメです。
S5proに装着させてみたところ。
お世辞にもコンパクトではないですが、ボディとのバランスは取れている感じ。
ズームリングも適度なトルクがありますし、見た目もそれほど安っぽくも無いですしね。
(かといって高級感もありませんが。値段相応といったところか。)
タムロンの特徴としてもう一つ挙げられるのがレンズキャップの形状です。
真ん中でつまめるようになっているため
フードをつけたままでもはめ外しができるようになっています。
このような形状になっているのはなぜかニコンとタムロンだけ。
他のメーカーのレンズを買っても
レンズキャップはニコンやタムロンを使ったほうが便利です。
画質も少し絞ればなかなかとの評判。
しばらくはこのレンズで撮りまくってみる予定です。