とりあえず次に使うときまで離れに一時保管しておくことになりましたが
これまでリビングで使っていたテレビは自分の部屋で使うことにしました。
が、ここで一つ問題が…
つっくん家のテレビ配線はこれまで上の図のようになっていました。
以前は屋根に地アナ用のアンテナとBS用のアンテナが設置してあったのですが
地デジ移行に伴って地デジの電波は西尾張CATVと契約して
ケーブルテレビ経由で受信しています。
西尾張CATVとの契約は地デジのみの月額735円のシンプルコースとし
BSはそのまま既設のアンテナでリビングにのみ配線していました。
今回の出戻りに伴い2Fの部屋2に戻ってきたのですが
この部屋では地デジしか見ることができない…っ!
録画している番組のほとんどがBSだったのでなんとか自分の部屋のテレビに
BSの電波をつなぎこめないか検討しました。
まず検討したのが、地デジの電波を各部屋に分配している分配器の前に
BSアンテナからの配線をつなぎ、電波を混合して全部の部屋へ
地デジとBSの電波を送るというやり方を検討。
ただし、BSアンテナの位置と分配器の位置がちょうど家の反対側で
かつ屋根裏で作業がしにくい位置にあるためつなぎこみの配線が大変そうなので
この案はとりあえず却下。
自分の部屋でBSが見れるようになればいいだけなので
なるべく現状の構成をいじらずに済み
もっとも作業が楽そうな上記のような構成とすることにしました。
今回のBSアンテナ配線変更に伴い購入した部材です。
工具類はとりあえず手元にあったものを使いました。
まずは同軸ケーブル。
結構長さがあるので4Cではなく5Cのケーブルをチョイス。
マスプロかDXアンテナか迷いましたが
事前にざっと必要長さを概算すると15mだったので
15mをラインナップしているマスプロ製にしました。
amazonの評価を見ていると日本製だったり中国製だったりと
時期によって生産国が異なるようですが…
届いたのはmade in Chinaでした。
次にBSアンテナからのBS波を2つに分配する分配器。
BSアンテナへの電源供給はテレビ側から行う必要があるのですが
片方のテレビの電源がついていれば使用可能にするため
両方の端子から電気が供給できる全端子電流通過型としました。
ケーブルの端につけるF型接栓も購入。
屋外で使用する分(4個)は防水型のYAGIのこのタイプにしました。
5Cケーブル用と4Cケーブル用の2種類あるので購入するときに
間違えないように注意が必要です。
そして屋外の接続部分の防水に使う自己融着テープです。
巻きつけておくとテープ同士がくっついて接続部分を保護してくれます。
ビニールテープだと経年でべたべたしてきたりはがれたりしますが
自己融着テープではそういった心配がないため安心です。
今回の配線工事はなるべく手間をかけたくなかったため
壁に穴をあけるなどの工事はしたくないので
屋外から屋内にケーブルを引き込むのにこのフラットケーブルを利用します。
通称サッシケーブルとか隙間ケーブルとか呼ばれているものです。
室内で使うケーブルも自作する予定なのでバルクのF型接栓も購入。
10個入りですが2個しか使いませんでした。
これも5C用と4C用があるので注意。
それでは作業開始です。
まずはケーブルの端にF型接栓を取り付けます。
YAGIのF-5FB-15Bのパッケージの裏側にやり方が丁寧に載っているので
それにしたがって作業していきます。
ニッパーやカッターナイフでちょきちょきと作業中…
何mmでカット、と指示がしてあるのですがパッケージに目盛が記載してあるため
間違えることなく作業できます。
外部被覆と編組線、発泡ポリエチレンを指示された長さでカットして
接栓金具を組み付けます。
(ちなみに写真のケーブルは購入したマスプロのS-5C-FBケーブルではなく
家に余っていたS-5C-FVケーブルのため外部導体が一重導体編組になっています
S-5C-FBではこれにアルミ箔が加わります)
中心コンタクトにケーブルの芯線を入れて圧着すると書いてあるので
圧着工具でおもいっきりつぶしますが…
全然つぶれる気がしねぇ…
きょ、今日のところはこれくらいにしといたるわ(震え声
リング付ネジを差し込んで、あとはスパナで締付けて製作完了。
これを必要な分だけ作って、さあお次は屋根に上っての配線作業です。
配線作業の様子は作業編へつづく